都市計画論文集
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市民マラソン大会の運営における地域資源の活用に関する研究
埼玉県のケーススタディ
上村 将人, 十代田 朗, 津々見 崇
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2014 年 49 巻 3 号 p. 285-290

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抄録
近年ランニングイベント数が増加してきており、ランニングイベントの従来の目的である健康増進の枠を越えた地域向けのイベントとして捉えられるようになってきている。一方で各地域では特産品や名所などの地域資源を多様な方法でPRしたいというニーズがある。従って、こうした地域資源をランニングイベントに付加価値として結び付けていくことが、大会の振興・地域の活性化の両方の意味で重要になってくると考えられえる。そこで本研究では、埼玉県を対象としたインタビュー調査により、地域資源の種類と活用方法について分析し、今後の市民マラソン大会での地域資源の活用に関する示唆を得ることを目的としている。その結果、(1)行政主導の大会と民間主導の大会では活用している地域資源の種類が違うこと、(2)地域資源の種類を増やすだけではなく、1つの地域資源を重点的に用いることでも市民マラソン大会に魅力を付加できること、(3)地域資源は大会開始当初から必ずしも活用されているとはかぎらず、途中から大会に付加された資源もあること、(4)市民マラソン大会の振興と地域の活性化の両方の面が達成しうる可能性があること、の4点が明らかになった。
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© 2014 公益社団法人 日本都市計画学会
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