抄録
特別用途地区は、平成10年の都市計画法改正で、規制内容を自治体が地域の実情に合わせて自由に指定できるようになった。本研究では、平成10年以降に指定された特別用途地区に着目している。まず、全国的な活用実態を把握し、指定目的と規制内容により類型化した。次に、各類型の事例を通して、今後の特別用途地区を活用した土地利用コントロール手法を検討した。その結果、特別用途地区は、法改正以前には想定されていなかった指定形態の特別用途地区があった。これらを踏まえ今後の特別用途地区を用いた土地利用コントロールの可能性を提言した。