都市計画論文集
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都心商業地域における歩行者による回遊行動の実態と要因分析
神戸市都心部を対象として
小谷 通泰寺山 一輝
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2017 年 52 巻 3 号 p. 239-246

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抄録
神戸市都心部では,コンパクトにまとまった市街地に,個性豊かな地区が複数存在し,それらが都心の魅力を構成している.しかし,来街者の訪問先は,鉄道駅周辺の限られた範囲内に留まっており,回遊性に乏しいことが従来から指摘されている.そのため,これらの地区を相互にネットワーク化し,来街者による回遊性を高めることが重要な課題とされている.このためには,来街者の回遊行動の実態を詳細に把握し,その特性を明らかにすることが必要である。そこで本研究は、神戸市の都心商業地域における来街者への調査結果をもとに,歩行者による回遊行動を規定する要因を分析することを目的としている.以下では,まず,対象地域内の回答者による訪問店舗と回遊経路の分布,および回遊時間・回遊距離・訪問店舗数・消費金額の各指標の算出結果から,回遊行動の概要を把握する.次いで,回答者による訪問店舗,訪問目的のそれぞれの組み合わせパターンをクラスター分析により抽出し,その特徴を示す.さらに得られた訪問店舗,訪問目的の各組み合わせパターンや,個人属性などが,上述の4つの指標に及ぼす影響を数量化I類によって明らかにする.
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© 2017 公益社団法人 日本都市計画学会
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