都市計画論文集
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COVID-19による居住地選択意向の変化と立地適正化計画の誘導区域の関係性に関する研究
愛知県豊田市を事例に
佐藤 雄哉坪井 志朗
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ジャーナル オープンアクセス

2023 年 58 巻 2 号 p. 177-186

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抄録

本研究は、市民の居住地選択意向のCOVID-19に起因する変化を検討している。その上で、本研究では立地適正化計画の誘導区域と市民の居住地選択意向の変化の関係性を考察している。本研究では以下のことが明らかになった。豊田市に居住する住民のCOVID-19による居住地の変化を分析すると、COVID-19の流行前後での変化はなかった。住民に対するアンケート調査でもCOVID-19の流行前後で住民が選ぶ居住したいエリアに変化はなかった。また、居住地を選択する理由にも変化はなかった。

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© (c) 日本都市計画学会
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