田中建コン事務所
理工学部土木工学科
2000 年 20 巻 p. 255-262
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本報文は筆者らが検討をつづけてきた「城郭石垣の安定性判定手法」に関して, 現時点で最も実用性が高いと考えられる手法をその手順・注意事項・問題点などについて具体的に例示・解説したものである. この手法は地盤工学方面で広く用いられている「円弧すべり法」と「もたれ擁壁設計法」とを準用するものであり, 老旧石垣を現代土木工法を併用して修復復元するときに, 工法選定・改良範囲・目標強度などを比較検討することも可能であり有用性が高い.
日本土木史研究発表会論文集
土木学会論文集D2(土木史)
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