抄録
本論文では, 第10回から第13回における豊田市市民意識調査結果を用いて, 住民の生活環境に対する満足の大きさと, 生活環境が暮らしやすさに及ぼす影響を同時に考慮することにより, ニーズ充足度, 改善必要度を算出し, 経年的に分析を行った. ニーズ充足度・改善必要度の経年的な変化の傾向から, 生活環境要因を, ニーズ充足度が高い状態で変化しているもの, 改善必要度が高い状態で変化しているもの, などに分類した. 各地区において比較した結果, 「病院」は, 猿投や松平地区などの都市化の進んでいない地区において, 整備が望まれつつあり, 高橋高岡, 上郷地区では過去からずっと整備が望まれていることなどがわかった.