抄録
全国の学童保育における高齢者との世代間交流(以下、交流)の実態調査をし、1,714か所を分析対象とした。交流を継続的に実施」している所は36.4%、交流回数は「年に1~5回」が 66.2%であった。交流を実施していない理由は【機会関心の欠如】【環境要因 】【 学童保育以外の交流】など、継続できなかった理由には【感染症】【予算】などがあった。交流経験の有無と施設の概要において、「正規職員」「高学年の受け入れ」「児童館」が有意に関連していた。現在実施または今後実施したいプログラムは「昔遊び」が最も多く、「読み聞かせ」「季節行事」などほとんどのプログラムで交流経験あり群のほうが現在実施または今後実施したいと回答した割合が有意に高かった。交流経験の有無と交流に期待することでは「高齢者の経験や知識を学ぶ」「高齢者を敬う心を育てる」など多くの項目で、交流経験あり群のほうが交流への期待割合が有意に高かった。