抄録
粉末タイプの塩化物系凍結抑制舗装は, 塩化物の氷点降下を利用して, 塩化物が舗装表面に溶出することによって路面の凍結を抑制するものであり, 我が国において1985年頃から試みられ, スパイクタイヤの使用禁止後, 冬期の交通安全を目的に数多く採用されている。しかし, ところによっては凍結抑制効果が早期に消失してしまうなど, 効果の持続性に懐疑的な意見が聞かれるようになっている。
本研究では, 凍結抑制効果の持続性に着目し, 持続性の向上に関する検討結果を報告するとともに, 凍結抑制効果の評価方法についての検討結果も併せて報告する。