明治大学農学部生命科学科
2004 年 7 巻 Supplement 号 p. 39-40
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イヌおよびネコの腸管内において亜硝酸還元反応を増加させることを目的として,ネコの糞便から単離した菌の亜硝酸還元酵素(NiR)の特性を調べた。単離菌のNiRは細胞質に局在し,フェレドキシンを電子供与体として亜硝酸を還元すると考えられた。膜に組み込まれなくても活性を持つことから,他菌にN i R を導入する場合には好都合と考えられた。また,NiRの至適pHは6.5であったことから,腸管内のpHが酸性側に低下した場合に本菌のNiR活性は増加すると推察された。
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