日本医科大学 消化器内科学
2014 年 21 巻 1 号 p. 12-15
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機能性ディスペプシア(FD)の病態は複雑であり,①知覚過敏,②消化管運動異常,③精神的ファクターなどが原因として挙げられている。最近になり,急性消化管感染症が改善した後にも,FD症状が持続する感染後FDが注目されている。この感染後FDは難治性であり,体重減少,早期飽満感などを伴うことが多いとされている。これら,感染後FDの原因となる病原体は様々であり,機序を含め今後の解明が待たれる。
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