Journal of the Japan Petroleum Institute
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一般論文
Ni-Mo担持触媒との組合せによるPt-Pd担持触媒でのLight Cycle Oilの水素化精製
渕上 循堀江 隆久高森 裕一吉永 耕二
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2009 年 52 巻 2 号 p. 29-35

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抄録
硫黄濃度6090 mass ppm,セタン指数26のLight Cycle OilをNi-Mo担持触媒で一次水素化精製した後,Pt-Pd担持触媒で二次水素化精製した。一次水素化精製反応にはシリカ-アルミナ担持Ni-Mo触媒(Ni-Mo/SA)とUSYゼオライト-アルミナ担持Ni-Mo触媒(Ni-Mo/USY-Al)を用いた。Ni-Mo/USY-Alとの組合せはNi-Mo/SA単独に比べて,脱窒素活性やセタン指数などがわずかに優れていることから一次水素化精製触媒としてNi-Mo/SAとNi-Mo/USY-Alとの組合せを選択した。この組合せで得られた硫黄濃度137 mass ppm,セタン指数32の一次水素化精製油をPt-Pd担持USYゼオライト-アルミナ触媒(Pt-Pd/USY-Al)で二次水素化精製し,硫黄濃度5 mass ppm,セタン指数47の二次水素化精製油を得てPt-Pd/USY-Alの高度な水素化精製活性を確認した。上述の一次水素化精製油を用いてPt-Pd/USY-Al単独の寿命試験を実施し,266日の期間にわたり約10 mass ppmの硫黄濃度と約40のセタン指数を得ることができた。
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© 2009 公益社団法人石油学会
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