Journal of the Japan Petroleum Institute
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一般論文
天然フラクチャー油層において油層パラメーターが毛細管インビビション効率に与える影響の調査
Mohammad Lotfollahi SohiBehnam Sedaee SolaFariborz Rashidi
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2009 年 52 巻 2 号 p. 36-41

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抄録
天然フラクチャーを有する油層において,そのマトリックス部が非湿潤相(原油)に飽和され,一方,フラクチャー部が湿潤相(水)により満たされている場合には,毛細管インビビション現象が生じる。毛細管インビビションは水ぬれ性の天然フラクチャー型油層においては効果的な原油回収メカニズムとなる。当論文は原油の組成や岩石のタイプ,温度や浸透率,孔げき率,およびマトリックスに浸入する流体などの種々のパラメーターが回収率に与える影響を実験的に調査のうえ,評価したものである。その結果,岩石のタイプおよび原油特性が毛細管インビビションに大きく影響するパラメーターであることが指摘された。また,油層温度の上昇が起こることにより,毛細管インビビションプロセスにポジティブな効果を与えることも判明した。これは,熱攻法においてはインビビションメカニズムが増進することにより原油回収が増大することを意味している。さらに,軽質油は重質油と比べて,真水は塩水と比べて,より毛細管インビビションの影響を受けやすく,原油回収率が増大することも示唆された。
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© 2009 公益社団法人石油学会
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