Journal of the Japan Petroleum Institute
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一般論文
アンモニア酸化細菌Nitrosomonas europaeaを用いたメタノールの生産に対する電子供与体の添加効果
王 磊田畠 健治蒲池 利章大倉 一郎
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2010 年 53 巻 6 号 p. 319-326

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抄録
アンモニア酸化細菌Nitrosomonas europaeaが有する酵素,アンモニアモノオキシゲナーゼ(AMO)は,アンモニアだけでなくメタンの水酸化反応の触媒としても機能する。このメタン水酸化反応では,基質であるメタンと酸素のほかに電子供与体が必要である。そこで本研究では,N. europaeaの菌体を用いたメタノール合成に対する電子供与体の影響を調べた。電子供与体としてアンモニアとヒドロキシアミンを用い,これらのAMO活性およびメタノール合成反応に対する影響を調べたところ,低濃度の電子供与体の添加により,AMO活性が高くなることが分かった。また,低濃度の電子供与体を断続的に添加することにより,メタノール生成量を増加できることが分かった。
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© 2010 公益社団法人石油学会
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