石油学会誌
Print ISSN : 0582-4664
重質油のコーキング反応の研究
重質油の性状とコーキング反応の関係
久富 勝機中井 成行河野 尚志
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1978 年 21 巻 4 号 p. 237-241

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抄録
石油系重質油のコーキング反応を解析するために, 重質油の熱処理を行い, 化学構造と反応性について検討を行った。
重質油の化学構造パラメーターfa, σは重質油の性状因子の特性係数Kで整理することができた。これら重質油の熱処理 (400~500°C) 過程において得られたピッチ状試料を, ベンゼン, キノリンを使用して3成分に溶剤分別を行った。この3成分に着目したコーキング反応モデルを作成し, Gauss-Newton 法にて数値計算を行い, コーキング反応を説明することができた。また特性係数Kと活性化エネルギー, 度数因子の関係より, 特性係数Kはコーキング反応の一つの指数となることを示した。
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