Journal of the Japan Petroleum Institute
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SiO2担持RhVO4触媒によるCO水素化反応
析出炭素の検出•除去とRhVO4の再生
伊藤 伸一知花 睦長島 健亀岡 聡冨重 圭一国森 公夫
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2002 年 45 巻 4 号 p. 251-255

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抄録
SiO2担持RhVO4触媒 (RhVO4/SiO2) を用いたCO水素化反応を行った。比表面積の比較的小さいSiO2担体を用いることで, RhVO4はV/Rh比=1, 973K焼成により生成した。これを573Kで水素還元することで, Rh微粒子とバナジウム酸化物に分解し, このとき強い金属-酸化物 (Rh-バナジウム酸化物) 相互作用 (Strong metal-oxide interaction: SMOI) が生じた。CO水素化反応を行った結果, RhVO4/SiO2触媒はRh/SiO2触媒に比べ, 高い活性 (TOF) とC2含酸素化合物選択性を示した。CO転化率100%の状態で10時間保持した結果, 活性は低下した。活性低下した触媒を昇温酸化 (Temperature-programmed oxidation: TPO) したところ, CO2の生成が見られたことから, 活性の低下は析出した炭素種による触媒表面の被覆によるものと考えられた。反応後の873Kでの再焼成により炭素種が燃焼し, またRhVO4が再生したことから, 触媒活性ならびにC2含酸素化合物選択性が復活した。
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