2018 年 63 巻 3 号 p. 165-169
ラーニングコモンズを設計した経験からの,いくつかの実践的知見を示すとともに,その知見を体系的に理論化したプロセスについて論述する。理論化にあたっては,建築・都市計画デザインにおけるパブリックスペースの考え方を導入するとともに,パターン・ランゲージの手法を使うこととした。新たに理論化した「ラーニングコモンズ・パターン」では,公共性の度合いという観点でラーニングコモンズの要素(パターン)を体系化することで,新たなラーニングコモンズ観を示すことができた。