高知工科大学附属情報図書館
2024 年 69 巻 3 号 p. 123-127
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マヤ語解読者クノロゾフの故事から大学図書館の責務について考察し,文豪ボルヘスの作品「バベルの図書館」から今後さらに重要性が増す選書の意義について考察した。書籍の電子化が思いのほか進まない理由は,著作権法制上の障害である以上に,現状のタブレット型電子書籍が書籍として未完成であることを論じた。さらにナノテクノロジーを用いたマイクロフィッシュの復活の可能性,アナログ電子書籍とその超縮小保存の可能性について思いを巡らせた。
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