大阪大学大学院生命機能研究科脳神経工学講座
2022 年 43 巻 4 号 p. 86-90
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不同視とは両眼の屈折力に差がある状態で,先天的な要因と環境の影響を受ける要因がある。不同視を放置しておくと,両眼視機能の低下や斜視が出現し,QOLを損なう可能性がある。本稿では,近視性不同視の頻度,加齢に伴う変化,および屈折性および軸性不同視の矯正方法について概説する。網膜上膜による不等像視(大視症)の評価法と,不等像視を矯正するためのレンズサイズの原理も追記した。
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