理学療法教育
Online ISSN : 2436-8008
原著論文
理学療法学専攻学生に対する災害理学療法学の授業構成に関する教育効果の検証
佐藤 亮平山 朋子中野渡 達哉田中 貴広三宮 克彦坪田 朋子
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2024 年 4 巻 2 号 p. 2_37-2_44

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抄録

目的:本研究の目的は,2022年度に実施した災害理学療法学の授業構成に関して,教育効果を検証することである。方法:熊本県および大阪府内の4年制理学療法士養成校に在籍した3年生122名を対象とした。災害時対応の理解度は,グループ演習にアクティブラーニングを取り入れルーブリック評価を行った。災害に関する個人の知識の習熟度は,災害リハビリテーション基本用語テストおよび避難所における事例対応問題を行った。 結果:両校とも授業後にルーブリック評価および知識の習熟度テストの結果が有意に向上した(p<0.01)。事例対応問題においては,被災経験の有無により授業前でみられていた差が,授業後にみられなくなった(p<0.01)。 結論:グループ演習のルーブリック評価と個人の知識の習熟度テスト結果と双方が授業後で有意に向上したことで,座学とグループ演習の連動により深い学習効果があったと考えられる。

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© 2024 日本理学療法教育学会
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