理学療法の臨床と研究
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原著
円背姿勢での非支持性上肢挙上運動が換気諸量に及ぼす影響
関川 清一馬屋原 康高相澤 郁也河江 敏広
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2019 年 28 巻 p. 61-

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抄録
「目的」非支持性上肢挙上運動での円背姿勢の影響を、換気諸量の観点から明らかにすることを目的とした。 「方法」健常成人 8 名を対象に肺機能測定および非支持性の上肢挙上運動を実施した。非支持性上肢挙上運動は、事前に非支持性上肢運動負荷試験を行い、最高酸素摂取量の 40%の運動強度を判定し、5 分間の上肢挙上運動とした。運動中は呼気ガス分析装置を使用し、経時的に換気諸量を測定した。肺機能および上肢運動は、プラスチック性円背装具装着下(以下、円背条件) と非装着下(以下、通常条件)の 2 通りで実施した。 「結果」円背条件では、低強度上肢挙上運動において呼吸数が高値を示し(円背条件:22.2 ± 4.1 回 /min、通常条件:18.6 ± 3.3 回 /min、p=0.03)、酸素換気当量が低下することを示した(円 背条件:37.9 ± 4.4、通常条件:33.6 ± 3.3、p=0.04)。 「結論」円背を有する対象者において、坐位時の上肢挙上を伴う低強度の活動時に、呼吸数に着目する必要があることが示唆された。
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© 2019 公益社団法人 広島県理学療法士会
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