理学療法の臨床と研究
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総説
肥満の脂肪組織における慢性炎症に対する高気圧処置の有効性
藤田 直人
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2020 年 29 巻 p. 11-15

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抄録
肥満の脂肪組織では、脂肪細胞の肥大に加えてその増殖が生じ、血管密度の低下によって血流量が減少する。この虚血によって肥満の脂肪組織では低酸素が出現し、マクロファージの極性変化を通じて慢性炎症が生じる。本稿では、肥満に伴う脂肪組織における慢性炎症、及び続発する全身のインスリン抵抗性について概説する。また、肥満症の脂肪組織における低酸素や慢性炎症をターゲットとした理学療法の治療手段として、高気圧処置に関する知見を紹介する。
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© 2020 公益社団法人 広島県理学療法士会
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