家畜繁殖研究會誌
Print ISSN : 0453-0551
乳牛の卵巣疾患に関する研究II.卵巣機能と泌乳機能に及ぼす性ホルモンの影響
芦田 浄美林 光昭杉村 克治
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1957 年 3 巻 2 号 p. 61-64

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抄録
未経産のジャージー種乳牛5頭にestrogenとprogesteroneを投与して泌乳機能と卵巣機能及び肝のestrogen不活化能との関連性について検討した。
両ホルモン投与終了後極めて早期に5頭中4頭の卵巣に濾胞嚢腫が誘発された。残り1頭に於いては泌乳及び濾胞嚢腫の誘発が認められなかつた。上記4頭中の3頭に於いて濾胞嚢腫発生に先立つて真性乳汁の分泌がみられ,以後泌乳の継続が認められた。この3頭の肝のestrogen不活化能は,他の2頭即ち泌乳はみられなかつたが濾胞嚢腫が誘発された1頭及び両者何れも誘発されなかつた1頭,のそれ等より比較的弱いと思われる成績が得られた(要旨ば第43回日本獣医学会に於いて発表した)。
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© 日本繁殖生物学会
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