著者所属:(財)三重県環境保全事業団
2013 年 42 巻 3 号 p. 175-182
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海水中のトリブチルスズ(TBT)及びトリフェニルスズ(TPT)について,誘導体化を必要としない液体クロマトグラフィー/タンデム型質量分析計(LC/MS/MS)を用いた微量分析法の検討を行った.検討の結果,TBT及びTPTをそれぞれ1ng/L添加した海水試料の回収試験では,TBTが100%,TPTが101%の回収率を得ることができた.また,本分析方法の検出限界値は,TBTが0.13ng/L,TPTが0.10ng/Lであった.
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