大分工業高等専門学校都市・環境工学科
九州工業大学大学院工学研究院建設社会工学研究系
熊本大学工学部社会環境工学科
2015 年 44 巻 7 号 p. 402-408
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本研究では,大分県佐伯市を対象として津波防災について検討を行うとともに,番匠川河川環境の津波による被害想定を行った.佐伯市は,南海トラフ地震発生時には県内で最も早く津波が到達するとともに,場所によっては予想される津波高は10mを超える.検討にあたっては,中央防災会議が実施した津波の佐伯市街地への津波到達時間,浸水深,および氾濫流速を基に,現況での津波防災と番匠川河川環境や生態系への影響を考察した.
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