抄録
昨今, 都市域では, 都市廃棄物埋立処分地の跡地利用が注目されつつある.こうした跡地利用には, 公園, 野球場等の用途に供されることが多いが, 利用に当たっては, その由来・履歴を十分考慮して, またよりレベルの高い土地利用をも検討するべきであろう.跡地利用計画に当たっては, 短期的には需要の多い公園等に利用しておき, 他方, より長期的には明確な計画理念のもと, 社会ニーズや社会変動にも耐え得る跡地利用計画にする必要がある.ここでは, このような考え方にしたがって, 二~三の跡地利用事例を示し検討した.その結果, いづれの場合も最終処分計画の当初から時間的・空間的に継続するシステムであることが解った.