Review of Automotive Engineering
Online ISSN : 1349-4740
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Engine and Transmission
急速燃焼法によるノック改善ポテンシャル
飯田 晋也西川 一明宮川 浩小池 誠
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ジャーナル 認証あり

2010 年 31 巻 1 号 p. 57-62

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抄録
ガソリンエンジンの燃焼制御手法として軽油着火による多点点火法について検討した。エンジン実験と数値計算の結果、軽油の噴射時期と筒内の空間的な分布により燃焼期間が制御可能であることが分かった。筒内に軽油を広く分布させることによってノックを回避する急速燃焼が可能になり、その結果熱効率が改善された。
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© 2010 公益社団法人 自動車技術会
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