応力方程式モデルの拡散項の取り扱いに関する一考察

－模擬床下形状を用いた車両床下流れへの適用－

抄録

ASMO車体まわりの流れ場について応力方程式モデルと標準k-εモデルによる結果を比較した。排気管，後輪サスペンション及びタイヤハウスを模擬形状に置き換え、車体背面の圧力分布、ウエーク構造に及ぼす影響を数値解析した。床下流れとウエークとの干渉の存在を確認し、細部最適化によるC_D低減の可能性を示した。