自動車技術会論文集
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研究論文
気泡核生成モデルを考慮したノズル内キャビテーションに関する数値解析
村上 伸吾稲垣 良介小橋 好充松村 恵理子千田 二郎
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2017 年 48 巻 3 号 p. 745-749

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抄録

一般に液体の過熱度の増大に伴い発泡気泡核数は指数関数的に増加することが知られており,キャビテーション初生の取り扱いは極めて重要である.そこで本研究では,発泡気泡核数を一定と定めている汎用熱流体解析ソフトSTAR-CCM+に気泡核生成モデルを組み込み,気泡核数の増大が気泡崩壊エネルギに及ぼす影響について検証した.

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© 2017 公益社団法人 自動車技術会
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