(株) 本田技術研究所 四輪R&D センター
2018 年 49 巻 2 号 p. 290-295
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FEMを用いてベルトに作用する摩擦力分布と滑りの関係を調べた.プーリ推力を低減していくと,ベルト摩擦特性が最大摩擦係数点を迎えるより先に全滑り状態となることが分かった.全滑り発生直後にはプーリ半径方向の摩擦力が残存しており,この残存摩擦力が接線方向に向くことで最大摩擦係数点を迎えることが分かった.
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