自動車技術会論文集
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研究論文
広範囲の強度と板厚に対応する新規有効幅計算式の提案および穴による部材強度低下の抑制方法の検討
窪田 紘明三浦 希吉田 一也
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2021 年 52 巻 1 号 p. 88-93

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抄録

有限要素法解析を用いて薄肉角筒モデルの曲げ解析を行い,衝突時の部材の強度計算に用いられる有効幅計算式であるKarmanの式およびNomaの式の270~1500 MPa材における精度を検証した.さらに,本結果に基づき新たな高精度有効幅計算式を提案した.また,部材に穴がある場合の応力分布を検証し,穴の影響の低減策について検討した.

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© 2021 公益社団法人 自動車技術会
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