主催: 人工知能学会
会議名: 第102回先進的学習科学と工学研究会
回次: 102
開催地: 慶應大学日吉キャンパス
開催日: 2024/12/20 -
p. 38-43
学習支援システムの研究では,システムをドメインモデル,学習者モデル,教授戦略モデルに分け,各モデルの再利用性や拡張性を高めてきた.しかし,従来のモデルは,知識やスキルの構造と学習タスクの構造を区別せず,学習目標に対するタスク設計の合目的性は陽に議論されてこなかった.本研究では,学習目標設定から合目的的な学習タスク設計,システム適用に至る設計過程をドメインモデル設計プロセスとして整理し,その各段階の必要性と構成要素を議論する.