主催: 人工知能学会
会議名: 第102回先進的学習科学と工学研究会
回次: 102
開催地: 慶應大学日吉キャンパス
開催日: 2024/12/20 -
p. 44-47
本研究では、学修データに基づいた学生のクラスタリングを通じて、問題を抱えた学生の把握が容易になるか検証する。学修データは、当期GPA、累積GPA、当期修得単位数、累積修得単位数、当期出席率等を用いる。学年別とし、k-means等でクラスタリングを行い、現に問題を抱えている学生からなるクラスタを抽出できるか検討する。クラスタリングによる問題把握が可能である場合には、特別な対応が必要な学生の発見が容易になり、悩みを抱える学生にとっても、教育および学生支援を行う教員にとっても、有効であると期待される。