人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
特許情報分析を用いた効率的な発明支援法
楠浦 崇央秋好 直樹
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2010 年 2010 巻 KST-09 号 p. 03-

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抄録

「発明」というと、多くの人は「必死でゼロから考えて、運良く思いついたもの」と考える。しかし実は、多くの発明は「既存の技術の組み合わせ」である。ただ、単なる組み合わせでは特許として認められるような独創的な発明にはならない。そこには「新結合」(異分野技術の結合)が必要である。我々は、この「新結合」=異分野技術の結合に着目し、特許情報分析を活用することで、「強制的に」「効率良く」発明を生み出す手法を開発している。これは、一言でいうと「異分野の知」「過去の知」の活用による、「新たな知」の創出である。

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© 2010 著作者
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