2017 年 2017 巻 KST-30 号 p. 03-
海事産業へのIoT技術導入を考える上で,その多種多様な機能を定量的に比較検討することが必要になる.本研究では,船舶運航サービスを運航・荷役・入渠の3状態でモデル化した,荷主のQCD(安全性・経済性・納期確実性)を評価軸とする船舶運航シミュレータを作成し,入力パラメータ値の変更によってIoT技術の影響を評価する手法を提案する.ケーススタディとして,実際に考案されている多種のIoT技術の導入評価を行うことで,技術成熟度を考慮した比較評価が可能であることを示した.