2018 年 2018 巻 BI-008 号 p. 01-
クラウド会計ソフトである会計freeeはサブスクリプションモデル、つまり課金すると一定期間利用できる形式で提供されている。サブスクリプションモデルでは課金後の顧客離脱率をいかに低減させるかががビジネス上重要であるが、顧客がいつ離脱するのかを予測するのかは一般に難しい問題である。今回機能を使いこなしていない顧客は離脱しやすいとし、過去データを用いて、入力として顧客の機能の利用状況などの情報、出力として離脱是非、SVMによる顧客離脱予測モデルを作成したところ、再現率が80%以上、F値が80%程度となった。遅行指標である顧客離脱を、予測モデルにより先行指標とすることができ、顧客離脱前に対応が可能となった。