2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 01-
空間OSはRDFの表現力と仕様の安定性を利用することで、メーカー間の規格の相違を埋め、人の一生や世代を超えた時間レンジでの運用を目指すプラットフォームである。第39回SWO研究会では、実世界のモデルをリアルタイムで扱えるようにした動的なRDFストアとしての空間OSを提案した。本発表では、空間OSの上にマルチエージェントシステムを構築するための機能の詳細化と課題について発表する。また、空間OSの機能を応用することで、異なるアーキテクチャ間で、データ利用だけでなく、API制御を含めての相互運用を実現する手法についても考察する。