人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
2019 巻, SWO-048 号
第48回セマンティックウェブとオントロジー研究会
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 中川 雅三
    原稿種別: 研究会資料
    2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 01-
    発行日: 2019/08/23
    公開日: 2021/09/17
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    空間OSはRDFの表現力と仕様の安定性を利用することで、メーカー間の規格の相違を埋め、人の一生や世代を超えた時間レンジでの運用を目指すプラットフォームである。第39回SWO研究会では、実世界のモデルをリアルタイムで扱えるようにした動的なRDFストアとしての空間OSを提案した。本発表では、空間OSの上にマルチエージェントシステムを構築するための機能の詳細化と課題について発表する。また、空間OSの機能を応用することで、異なるアーキテクチャ間で、データ利用だけでなく、API制御を含めての相互運用を実現する手法についても考察する。

  • 江上 周作, 呂 暁東, 古賀 禎, 住谷 泰人
    原稿種別: 研究会資料
    2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 02-
    発行日: 2019/08/23
    公開日: 2021/09/17
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    グローバルな航空交通管理(ATM)では,航空機の運航に係る飛行計画,監視,空港,気象,制約などの様々な情報をシステムや運航関係者間で共有することが必要である.そこで,国際標準化された情報交換モデルを用いてシステム間でシームレスな情報交換を実現できるSystem Wide Information Management (SWIM)の概念が国際民間航空機関(ICAO)により提示されている.今後SWIM環境で様々な情報が共有されることで,関係者の誰もが必要なときに必要な情報の効率的な利用や,離陸前・離陸後における情報更新による状況認識機能が必要になると想定される.しかし,各種情報交換モデル間の関連付けは不十分であり,異種情報間の横断的な連携は困難である.本稿では運航情報,航空情報,気象情報の交換モデルについて,時空間的な記述を拡張して統一化したオントロジーを構築する.これにより,飛行計画の作成を支援する関連情報の柔軟な検索機能の実現を目指す.

  • 平山 健太, 兼岩 憲
    原稿種別: 研究会資料
    2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 03-
    発行日: 2019/08/23
    公開日: 2021/09/17
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    SPARQLのDISTINCTキーワードを用いると,検索結果から重複する ものを排除することができるが,大きな実行コストがかかる. 本論文では,SPARQLの検索操作を形式化し,DISTINCTキーワードを 用いたクエリの書き換えによって解決時間を短縮する手法を提案する.

  • 朱 成敏, 岡田 忠, 武田 英明
    原稿種別: 研究会資料
    2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 04-
    発行日: 2019/08/23
    公開日: 2021/09/17
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    既存の職業情報から職業を定義する要素とその意味関係を定義し、職業間の関係性を明確にする。また、職業に関して政府が発行した資料と連携することで職業に関する知識を体系化し、職業オントロジーとして可能性を確認する。

  • 伊集院 幸輝, 小早川 真衣子, 西村 悟史, 西村 拓一
    原稿種別: 研究会資料
    2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 05-
    発行日: 2019/08/23
    公開日: 2021/09/17
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    熟練作業者の高齢化を背景に,製造業の分野においては,熟練作業者の知識を集約し,人材育成やヒューマンエラーの予防に活用する技術が求められている.マニュアルによる知識共有は進められているが,熟練作業者の知識(行為の目的等)は十分に含まれておらず、それらを獲得し共有できる仕組みを構築することが急務である。 そこで、本研究は、作業工程をフローチャート形式で記述し、各ノードに対してその作業行為の目的やリスクを現場の熟練作業者から獲得し、階層化する、新たな目的指向の構造化知識の構築手法を提案する。本手法は、将来的に対話システムへと組み込むことで、現場主体による知識の構造化を実現することを目的としている。

  • 西村 悟史, 太田 祐一, 福田 賢一郎
    原稿種別: 研究会資料
    2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 06-
    発行日: 2019/08/23
    公開日: 2021/09/17
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    人工知能と融合する認知的インタラクション支援技術による業務訓練・支援システムの研究開発プロジェクトでは,様々なサービス現場で取得された認知的インタラクションの場を記録し,相互運用することが求められている.本発表では,高齢者行動ライブラリと呼ぶ,高齢者の生活行動の動画データが収められたデータベース中の1動画を例題に,人-物インタラクションが発生する場を定性的に記述することの検討について報告する.

  • 中川 嵩教, 小板橋 佳晃, 吉岡 真治
    原稿種別: 研究会資料
    2019 年 2019 巻 SWO-048 号 p. 07-
    発行日: 2019/08/23
    公開日: 2021/09/17
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    Wikipediaカテゴリは、その構造から知識工学的利用がされることが期待されてきた。しかし、カテゴリには概念分類を表すものだけでなく、人名や組織名といったインスタンスを表すものやその組み合わせが存在しているために、カテゴリを単純に扱うと不都合が生じてしまうことが考えられた。そこで、これまで、カテゴリの種類の分類、カテゴリ間の関係の分類により、知識工学的に利用できるように整理を行ってきた。本稿では整理されたデータから作成した日本語Wikipediaオントロジーについてその有用性について議論していく。

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