農業機械学会誌
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研究論文
稲わら由来のバイオエタノール生産におけるエタノール変換効率の違いがコスト,CO2排出およびエネルギ収支に及ぼす影響
折笠 貴寛徳安 健井上 貴至小島 浩司ロイ ポリトシュ中村 宣貴椎名 武夫
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2009 年 71 巻 5 号 p. 5_45-5_53

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抄録
本研究では,濃硫酸加水分解法による稲わらからのバイオエタノール生産プロセスにおけるコスト,CO2排出量およびエネルギ収支について調査し,エネルギ資源としての利用可能性について検討した。その結果,バイオエタノール変換効率は,コスト,CO2排出量およびエネルギ投入量に大きな影響を及ぼすことがわかった。また,リグニンをボイラで燃焼させ,エネルギを熱回収するシステムを取り入れることがCO2削減効果およびエネルギ収支を向上させるために必要不可欠であることが示された。今後,バイオエタノール生産におけるトータルコストを低減させるためには,高効率なバイオエタノール変換技術の開発だけでなく,バイオマスの高効率収集システムの開発が必要であることが示唆された。
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© 2009 農業機械学会
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