農業機械学会誌
Online ISSN : 1884-6025
Print ISSN : 0285-2543
ISSN-L : 0285-2543
技術論文
異なる副資材を用いた乳牛ふん堆肥化早期のアンモニア揮散
前田 武己小藤田 久義立石 貴浩築城 幹典
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 71 巻 5 号 p. 5_81-5_87

詳細
抄録
副資材として籾殻,おが粉,廃紙を,乳牛ふんにそれぞれ乾燥質量比で全体の15%と30%となるように混合し,堆肥化時のアンモニア揮散を検討した。容積1Lの密閉反応槽により,副資材混合時も乳牛ふんのみの場合と同様に材料温度が変化するように制御して堆肥化を行った。乳牛ふんへの副資材混合は揮散アンモニアの質量を減少させたが,乳牛ふん由来の全窒素を基準とする相対揮散では,おが粉と廃紙を混合したときには乳牛ふんのみの堆肥化と変わらず,逆に籾殻混合では乳牛ふんのみのときよりも大きくなった。以上の結果から,本実験で設定した副資材混合率では,副資材混合により乳牛ふん堆肥化時のアンモニア揮散を抑制できないとみられる。
著者関連情報
© 2009 農業機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top