抄録
ロータリ耕において,トラクタの運転条件(走行速度段,PTO速度段,機関回転速度)が燃料消費量に及ぼす影響を調査した。耕うんピッチを一定にし,運転条件を3~4段階に変えて試験した結果,走行速度段とPTO速度段を高め,機関回転速度を下げて運転することにより,燃料消費量を節減できた。作業速度一定の条件で比較すると,調速レバー全開時に比べたそれらの運転条件での節減割合は,最大PTO出力の約55%のPTO動力で作業した場合(作業速度約0.5m/s)には15~30%程度,約30%のPTO動力で作業した場合(作業速度約0.2m/s)には30~40%程度であった。