抄録
宮崎県が管理作業の軽労化を目的に検討したサトイモの栽培様式に供試するトラクタ直装型培土機を開発し,作業条件とPTO軸トルクの関係を明らかにするため試験を行った。その結果,培土高さと耕深とは直線関係にあり,耕深が深くなるほど培土高さは高くなった。一方,培土高さと耕うんピッチの長短との関係は認められなかった。PTO軸トルクは耕深,耕うんピッチおよび耕うん量と直線関係にあったが,PTO軸トルクを各々の一次式のみで表すことはできなかった。土壌密度,耕深および耕うんピッチを説明変数としたPTO軸トルクの重回帰分析の結果,耕深,耕うんピッチ,土壌密度の順に標準化偏回帰係数が大きいことが提示された。