抄録
農業における土は, けん引あるいは耕うん作業において過渡的な機械負荷にさらされる。機械的作用により発生する土の締固めは動的挙動であり, その主な要因は車両荷重である。この論文では, 土の締固めの動力学機構の特徴である拘束非排水衝撃圧縮に対する不飽和砂質ロームの動的応答に関する実験的研究を扱う。直径5×高さ10cmの円柱状の土の試料を50kPaで拘束し, 衝突速度1.5~2.8m/s, 衝突応力50~150kPaを発生する落下質量により締固めた。応力波の伝播と衝撃圧縮に対する土の抵抗の持続時間は, それぞれ約200μsと2msであった。拘束衝撃圧縮の結果, 4~9%の体積ひずみが得られた。