農業食料工学会誌
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研究論文
エタノール生産のための稲わらのペレット化
瀬戸 利嗣長谷川 文生山崎 裕介佐賀 清崇海津 裕芋生 憲司
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2014 年 76 巻 1 号 p. 47-54

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抄録
稲わらのペレット化による酵素糖化性の向上と減容効果を明らかにした。稲わらペレットは高温・高圧下で磨砕されることで,その糖化率は36%となり,粗粉砕のみの糖化率13%よりも向上した。また,ペレットのかさ密度は0.64g/cm3になり,ロールベールのかさ密度0.14g/cm3より4倍以上も圧縮減容された。収集運搬コストを算出した結果,稲わらの減容効果により,2次輸送と積込・積下ではコスト削減が認められた。しかしながら,ペレット化コストが梱包コストよりも大幅に大きいために従来の体系が14.4円/kg,ペレット化の体系が17.8円/kgとなり,全体ではコスト削減には至らなかった。
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© 2014 農業食料工学会
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