京都大学大学院農学研究科
元(株)ナベル
(株)ナベル
2019 年 81 巻 3 号 p. 168-176
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
可視近赤外分光法を用いた淡褐色卵中の卵黄比率の定量可能性を検証した。非侵襲的に卵黄比率を予測するため,600 nm~900 nmにおける透過スペクトルデータから,複数の多変量回帰モデルを構築し,未知試料の予測に用いた。その結果,LS-SVM(Least square support vector machine)を用いたモデルで最も良い結果を示し,精度88 %,RMSEPが0.017となった。この結果は可視-近赤外分光が卵中の卵黄比率を非侵襲的に予測できる可能性を示したものである。
農業機械学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら