国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業技術革新工学研究センター
株式会社クボタ
2019 年 81 巻 6 号 p. 403-411
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歩行型の法面用草刈機をベース機として,樹園地用の草刈機を2方式試作するとともに,リンゴ栽培ほ場の樹冠下幹周部分の草刈作業において省力化および労働負担軽減効果の検証を行った。一定作業幅の樹冠下幹周部分における草刈作業において,刈払機と比較して法面用歩行型草刈機にキャスタを付設した草刈機は約4割,車体左右方向に揺動可能なオフセット草刈部を付設した草刈機は約2倍作業能率が向上した。試作した2方式の草刈機は,腰曲げ姿勢等の有害な作業姿勢の割合が刈払機より5~13 %小さかった。
農業機械学会誌
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