農業食料工学会誌
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研究論文
ロボットコンバインのためのセマンティック・セグメンテーションによる水稲ほ場画像におけるリアルタイム物体検出─稲倒伏有無の画素レベルでの検出─
朱 佳俊飯田 訓久李 楊陳思 カイ程 詩景村主 勝彦増田 良平
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2022 年 84 巻 3 号 p. 145-154

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抄録

ロボットコンバインによる安全で効率的な作業を確立するために,水稲ほ場における物体をピクセルレベルで検出するための7つのセマンティックセグメンテーションモデルを開発した。これらのモデルは4種類のデータセットで学習とテストが行われた。その結果,すべてのモデルが水稲ほ場における物体検出で良い性能を示し,推定精度が最も高いモデルの画素精度,平均精度,平均IoU(intersection over union),稲倒伏クラスのIoU,および倒伏存在の検出正解率は,それぞれ0.9719,0.8801,0.8449,0.6933および0.9448であった。組み込みプロセッサ(Jetson Tx2)による640×480画素の画像サイズでの処理速度は 14.04 FPS (frames per second)で十分であった。

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© 2022 農業食料工学会
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