イチゴの生育診断に重要な若葉を,気流で露出させて画像観測することを想定し,利用可能な風速範囲を考察するための葉の物理特性を調べた。まず,風洞実験で葉身の抗力係数が風速の増加に伴い漸減することを明らかにし,風荷重を風速と葉面積で表現した。つぎに,物理特性として求めた葉柄の曲げ応力は,第3葉で44MPaに対して,その他の葉では32MPaであり,生長の過程で強まり,劣化の過程で弱まると考えられた。ヤング率は,新葉,第2葉,第3葉以降でそれぞれ89,194,297MPaと古い葉ほど高く,座屈に対する強度が高かった。また,株元が損傷する曲げモーメントは,葉柄断面積に比例することを明らかにした。