自脱コンバインの典型的な事故のひとつである手こぎ作業時の巻き込まれ事故を,未然に防止する技術を開発した。既存技術の調査を踏まえ,作業者が磁石を貼付した手袋を着用し,自脱コンバインの手こぎ部に装備した金属センサまたは磁気センサによって検出する手法とした。手袋に貼付する磁石はプラスチック磁石,それを検出するセンサには磁心コイルを利用することとした。2条刈自脱コンバインに磁心コイルを設置し,その周囲金属部品の動作による検出信号へのノイズ低減方法や,検出閾値の決定方法を検討すると共に,手袋に使用するプラスチック磁石の仕様を検討した。