2022 年 84 巻 5 号 p. 347-352
中山間地ほ場における準天頂衛星測位システム(QZSS)の測位精度について,ロボットトラクタを用いて調査を行った。ロボットトラクタはリアルタイム・キネマティック(RTK)方式の人工衛星測位システム(GNSS)による自動運転でほ場を耕起した。別途多周波マルチGNSS受信機2台を搭載して,センチメータ級測位補強サービス(CLAS)方式と2つのRTK方式にて異なるほ場7枚でデータを収集し,補強信号の違いによる測位精度と捕捉衛星数を可視化した。その結果,CLAS方式が最も安定した測位が可能であった。