本研究ではロボットトラクタを対象にリバーシブルプラウの無人耕起作業を可能にする自動反転装置を開発した。開発した装置は供試したトラクタから出力されるCANデータを利用して枕地旋回中に自動反転を行う。動作実験では0.8 haの実験ほ場で34行程の連続無人作業を実施した。ロボットトラクタを2台同時に監視する条件で投下労働量(人・h/ha)を試算した結果,無人耕起は慣行の有人作業と比較して36 %削減可能であることを示した。また,一定の条件で連続して作業可能なロボットトラクタのエンジン出力分布をマップで可視化することで,簡便にほ場内の土壌の硬さなどの変化を定性的に示す手法を開発し,農作業情報の活用例を示した。